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NEWS+Blog - 能代・米沢営業レポートbyユミコ(掲載遅くなりました。代理投稿)

能代・米沢営業レポートbyユミコ(掲載遅くなりました。代理投稿)

カテゴリ : 
イベントレポート
執筆 : 
macky 2009-12-26 21:01
秋田の能代では毎年行く夏を惜しんで東北各地のお祭りを一堂にあつめる「おなごり際」がおこなわれています。人口6万人のこの町に、なんと20万人の見物客が集まるこのお祭りにサウーヂも浅草サンバカーニバルとして毎年参加させていただいています。

今年は9月12日でしたが、東北営業は秋田や宮城のメンバーと合流できる嬉しい営業で、彼らは私達が乗った空港からのバスをまるで親戚のように迎えてくれました。

秋田はまだ9月半ばなのにストーブが必要なくらいの寒さでした。おまけに冷たい雨が降っています。一緒に参加してくれているブラジレイラが「アメフッテタラゼッタイデナイ!」と何度も言っているので、本気で心配になりました。彼女はリオで新調した衣装を持ってきているようです。控え室からパレードのスタート地点までバスで移動するのですが、車両通行止めになる前に入るので、待機時間がかなり長いんです。昨年は道路の真ん中に座って爆睡している微笑ましいRちゃんがいましたが、今年は寒さと雨でそれどころではありません。ダンサーは幸いバスの中で待機させていただきましたが、鳥肌が立っている人もいました。しかしスタート直前にその雨も止みました。

パレードコースの道路の幅は浅草と同じくらい広いんです。また、道路が雨で濡れているので照明できらきら光り、劇的な感じがしました。振り返ってバテリア、夜の照明で見るとまた本当に衣装が豪華できれいでした。ただ、この道路の幅にたいして、バテリアの10人編成プラス東北組ではいかにも寂しいんです。ダンサーも8人ですが、道いっぱいに広がって踊ります。一人が中央にいて右と左のダンサーも入れ替わりながらパレードするので、縦横に相当な距離を歩くことになります。でもバテリアは広がることはできないです。能代の人たちに本来の編成で、本来のサンバの大音響を聞かせてあげたいものです。

パレード中に何度か復路の別のお祭りとすれ違います。そんなときはお互いに道を半分ずつにしてすれ違うのですが、浅草サンバとねぶたが、浅草サンバと新庄祭りがすれ違うってすごい絵だと思いませんか?それぞれのチームが「ウォー!」とか言って盛り上がってお互いを讃えている感じがすごく好きです。夜空にすごいバランスで揺れる竿灯やねぶたの勇壮さにも感動しました。

能代のお客さん達ってすごく暖かくて熱いんです。握手なんてしたら客席に引っ張られてしまうんです。それもお年寄りが力強くて何度も客席に引きずり込まれそうになりました。私の両親は秋田出身ですからね。もう他人の気がしませんでしたね。

東北営業の一番の楽しみはやはりおなごり祭りの後の打ち上げでしょう。公民館に出演者が全員集合して大宴会になります。それぞれの祭りチームが出し物を披露しますが、毎年大真面目な珍芸で会場の爆笑をとる陸上自衛隊が今年は参加していなくて残念でした。私達はバテリア、ダンサー総出演でバツカーダを演奏しました。会場は祭り関係の人たちですからね、どれほど盛り上がったかは想像してください。
そしてさいごの閉めはやはりねぶた祭りです。「らせらー!らせら!」のお囃子にあわせて会場全体が飛び跳ねる飛び跳ねる。今年は時間の余裕があったとかで長めの飛び跳ねでした。翌日パレードよりもこの跳ねが原因で足が痛いと言っている人もいました。

この東北営業が過酷だと言われるのはここからです。夜中の12時に打ち上げ会場をあとにすると深夜バスで米沢へと向かいます。バスの中ではダンサー達が汗の衣装を干すために棚からぶら下げていて、それらが揺れているのを見ると旅芸人を乗せているバスみたいだなと思いました。

米沢には朝方5時くらいに到着しました。3時間くらいは仮眠できそうです。大広間には清潔なふとんがずらーっと敷かれていて、疲れていなかったら枕投げ大会するのになと思いながら、男女も関係なくすきな布団にもぐりこみ寝ました。短時間でも横になって眠れるのは大変ありがたいですね。大広間雑魚寝は部活の合宿でもやったことがありません。だからサウーヂに入って営業で時々ある「みんなで雑魚寝」は私がひそかに好きなことです。

朝の8時には朝食が始まりますが、遠刈田から毎年参加してくれる田中さんのことも少し書いておきます。大柄で強面の田中さんの仕事はアルモニアとダンサーを守ってくれることです。本当に頼りになるし細かいことまで気を使ってくれる心優しい人です。
今年も豪華な桃やネクタリンをたくさん差し入れてくれました。私は昨年も「お給料で全部桃買ってしまったのでは?」と聞きました。田中さんは「えーのよ、このために働いているんだ」と今年も昨年と同じ答えが帰ってきました。帰りに新幹線の福島で彼が降りるときは、来年もまた会えたらよいのになと思いました。

さて能代と違い米沢のパレードは接近戦です。お客様の意向は「交流」ということで、人懐っこくついてくる地元の子どもたちと、一緒にパレードします。出店の間を一列で進むところもあり、そういうときにバテリアは「休憩時間に牛串と玉コン食べよう」とか考えています。営業先の旨いものを楽しめるのはバテリアの特権ですね。ダンサーは帰りの米沢牛の「ど真ん中弁当」の味を妄想しながらひたすら休憩とメイクですから。

米沢といっても「あら町」は小さな町なんです。それなのに私達サンバを毎年呼んでくれるってなんてありがたいのでしょう。顔馴染みになった子ども達の成長を毎年見られるように、素敵なパレードしたいですね。個人的にはずっと手をつないで歩いた5年生の錬君は来年も手をつなぎに来てくれるでしょうか?

ハードな日程ではありましたが楽しくも濃い東北営業でした。

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