8/31(土)はいよいよ浅草サンバカーニバル!!
サウーヂは、16:44に産業貿易センター前より出走予定です。
今年のテーマは
「ありがとう平成、ようこそ令和!」
平成に感謝し、来たる新時代に新たな自由を夢見る・・・。平成の幕開けから令和までの時代を切り取ったポートレートをご覧いただきます!
まず登場するのは「平成のコミッサォン・ヂ・フレンチ」です。昭和64年1月7日、小渕官房長官が新元号を発表したその翌日から「平成」は始まりました。バブル景気に浮かれたボディコンワンレンギャルがジュリ扇を扇ぎ、踊り狂います。
コミッサォン・ヂ・フレンチの後ろにそびえるのは落書きまみれの巨大な壁・・・。そう、平成の幕開けと同時期に壊された、東西ドイツ統一の引き金になったとも言われている「アブリアーラ・壁の崩壊」です。世界中で何かと起こり始めている中で踊っているコミッサォン・ヂ・フレンチの浮かれた感じを引き立てます!
その次にやってくるのは「消費税のアーラ」です。日本では平成元年4月1日に消費税3%が初めて導入されました。そして税率はこの30年間で5%、8%と徐々に上がっていき、まもなく10%へ。。。それに呼応したのか外国人の免税制度も充実し、外国人観光客による「爆買い」もよく見られるようになった時期もありました。消費税に揺さぶられ、物欲に釣られる踊らされまくりのダンサー達です。
続いて「ヤマンバのアーラ」がやってきます。たまごっち、PHSも盛り込んで要素全部乗せ状態の、一体何がきっかけで流行りだしたのかわからないルーズソックスギャルがやってきます!
ヤマンバの後はポルタバンデイラ・メストリサラの登場です。今年サウーヂでは2ペアのポルタバンデイラ・メストリサラが出場します。前半に登場するこちらは「スポーツの祭典」をイメージしています。Jリーグも平成5年に始まり、ワールドカップやオリンピックなど、あらゆるスポーツが日本で行われる時期でした。
ここで今年の歌詞の中サビ部分を見てみましょう。
驚天動地の情報技術
画面の中の遥かな海
オンライン オフライン
つなげて距離感はそこにはない
この世の果てまで見える
燃え上がる仮想空間
ヘイ、オッケー、教えて
地球の裏側のこと もっと
そういうわけで続く「SNSのアーラ」ではスティーブジョブスが作った携帯電話を身にまとい、ネットスラングを飛ばしながら浅草の路を歩いていきます!誰もが地球の裏側と秒でチャットをやりとりする時代。距離間はなくなったのです。
そしてもうひとつ、「AKBのバイアーナ」が登場します!乱立するアイドルに振り回されるファン達を、サウーヂ自慢のバイアーナ達がこれでもかと言わんばかりに華麗に回していきます!
ここからパレードは、平成のもうひとつの側面を振り返ります。「地震・津波のバテリア」、がハイーニャ・ダ・バテリアと共に登場します。
轟音の中、「救助支援ボランティアのムジコス」が被災地において救助や復旧活動に尽力した人々を演じながら演奏します。
そしてそこに続くのは、東日本大震災にて事故が起こった「原発のアーラ」です歌の後半部分もマイナーコードでこう歌われます。
時に人は立ち尽くす
大自然の脅威を前に
揺らぐ価値観 光と闇の極端
己の正義 過ぎれば凶器
剥き出しにした牙の
その先には何があるか
今年のハイーニャ・ダ・バテリアはカルナバレスカ(カーニバル演出家)でもあります。大きな音のうねりにのるハイーニャのダンスをご覧ください!
その後に来るのはもう1体のポルタバンデイラ・メストリサラ「復興のフェニックス」です。数々の悲しみ苦しみを乗り越えるために鮮やかな2人が舞います!
そして!スペシャルゲスト、
マンゲイラ名誉会長 Nelson Sargento氏(@nelsonsargentooficial )
率いる「ヴェーリャグアルダ」がやってきます!!!!リオ・マンゲイラの全てを知る方が、「新時代の訪れを告げる人」としてこの浅草を進んでいきます!!
どのように進んでいくかは内緒です!是非ともお楽しみに!
そして時代は令和になりました。この日のために集められた「新元号バンザイのアーラ」が大挙し、所狭しと令和の訪れを祝います!
サウーヂは歌う
駆け抜けた時代を思い
Obrigado、平成!
自由の土に 色んな種を蒔こう
サウーヂは歌う
新たな期待を胸に
Parabéns、令和!
描いていこう百花繚乱の未来
隊列の最後を飾るのは百花繚乱の未来を描いた「太陽大地雨空気のアレゴリア」です。アレゴリアは浅草寺裏で出走ギリギリまで装飾・調整が施されます。果たして完成するのか!?百花繚乱の未来とは??その姿をお楽しみに!
エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂの浅草サンバカーニバル、16:44頃のスタートです!