音楽・楽器編 サンバ用語集

バツカーダ /batucada


打楽器隊(バテリア/bateria)のみで演奏すること。

ヂレトール・ダ・バテリア /diretor da bateria

バテリアのリーダー。音作りや演奏に関する全てを統括し、アピート/apitoというホイッスルで合図を出したりする。

クイーカ /cuica

太鼓のヘッドにたけひごをくくりつけ、こすることにより音を出す楽器。皮ヘッドとナイロンヘッドがある。曲に合わせて自由なフレーズで合いの手を入れ、空気を盛り上げたりおさえたりする。非常にユニークな音色がする。

アゴゴ /agogô

一般の打楽器で言えばカウベル。二個以上の音程の違うものがU字型の棒で連結されているものが多い。様々なフレーズで軽やかにアクセントを加える。高く澄んだ金属音が特徴。

ショカーリョ /chocalho

金属の小さい皿をそろばん状に並べた楽器で、振って音を出す。きざみ楽器の代表選手。サンバの基本リズムの習得にも最適。

タンボリン /tamborim

直径17cmほど、胴の幅も5cmの小型の太鼓。バケッタと呼ばれるナイロン製のバチで叩く。様々なパターンを繰り出す返し打ちが特徴。曲に表情、リズムにアクセントをつける。意外に大音量。

ヘピニキ /repinique

スティックと手のひらで叩く、直径20~30cmの太鼓で、演奏のきっかけを出したりフィルインを入れるのに使われる。ソロ演奏もあり、曲に合わせて自由なフレーズを入れる。奏者によって個性が出る楽器。

カイシャ /caixa

スネアドラムに類する楽器。叩く方の面に響き線が張ってある。サイズにより、「マラカシェッタ」「ゲーハ」「タロール」などと呼ばれる。中音担当の楽器で、サンバ独特のグルーヴ、うねりを生み出すサンバの車輪とも言える楽器。

スルド /surdo

直径45cm~70cmの大型の太鼓。基本リズムを刻む。低音担当楽器。基本的なビート打ち、肝心かなめのテンポをキープする。役割によってプリメイラ(低音)、セグンダ(高音)、合いの手を入れるテルセイラやモーがある。

パゴーヂ /pagode

和やかにテーブルを囲んで打楽器や弦楽器を演奏し、歌うこと。カジュアルなサンバ。

カヴァキーニョ /cavaquinho


四弦の小型ギター。アクセントを付けた独特な奏法でグルーヴを作る。

パンデイロ /pandeiro


タンバリンと似ているが、ジングル(鈴)の形状が違う。また、音程のチューニングができる。皮ヘッドとナイロンヘッドがあり、これ一つでサンバのリズムがすべて出せると言われているが、難しい楽器である。

ヘピニキ・ヂ・マオン /repinique de mão


指を使って叩く太鼓。バツカーダで使うヘピニキと違って片方にのみヘッドがある。

タンタン/tantá、ヘボロ/rebolo


直径30~40cm、深さ70cmほどの片方がすぼまった胴を持つ太鼓。低音を受け持つ。胴が短めでストレートなものヘボロという。

ヘコヘコ /recoreco


ギザギザのある面を棒でこすって音を出す。いわゆるギロ。スプリングを使った金属製のものがよく使われる。

ガンザ /ganza


いわゆるシェーカー。金属や木でできた筒に豆や金属の粒が入っており、前後に振ることにより音を出す。