G.R.E.S. Saúde Carnaval 2017 Enredo

「時間」~今を最高に楽しもう!

カルナバレスカ
勝間田美和

 

人々は時間に追われて、そして時間を追って生きている。
1日は24時間。それが世界のルール。
そのルールに従うことが、正しさなのだろうか。

太古の昔、自然のリズムである太陽や月の動きを元に時間という概念が生まれた。
そのリズムを認識できる時計が作られ
時を知らせる鐘の音に人々は様々な思いを抱くようになる。

朝、けたたましいベルの音で目を覚まし、冷たい水で顔を洗う。
大勢の人の流れに乗り、慣れた景色を眺めながらいつもの場所に向かう。
今日も計画通り。遅れるなんてもってのほかだ。
整然と、効率よく仕事を進めよう。
楽しみなランチとちょっとの昼寝。
日が暮れるまで、すべては規則正しく時間通り。
時間通り、計画通り。それはひとつの大きな理想。

こんなにも進まないものかともがく時があれば
ほのかな余韻にいつまでも浸っていたいような、あっという間に過ぎ去る時もある。
人々は、平等に流れているはずの時間に翻弄される。
そして出来る限りの力で、それを思い通りに操れないものかと働きかける。
「時間よ戻れ」。楽しかった過去に思いを馳せ、
「時間よ進め」。まだ見ぬ未来を先取りできることを祈る。

…そして目の前に変わること無く流れている時間を、認識する。

過去を後悔するならば、今この瞬間にできることで乗り越えていこう。
未来を不安に思うのであれば、今を全力で過ごして明るく変えていこう。

そんなの時間の無駄だと言われても
どうしてもやりたくなってしまうこと
それを思い切り、出し惜しみすることなくやりきろう。

今という時が積み重なって未来を作っていく。
それがルールを超えた尊い「時間」である。

そしてその今、ここに美しい音楽と、酒があり、語り合う仲間がいる。

空が白んで来た。
時間は進んでいく。

今を最高に、楽しもう!

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